カテゴリ:マンションの購入 / 投稿日付:2024/09/16 11:34
マンションを購入すると負担をすることになる修繕積立金について解説を致します。
修繕積立金は安い方が良いのか?高い方が良いのか?
これは適切な積立金の設定になっているかどうかがポイントです。
そもそも修繕積立金とはマンションの将来の修繕費に充当するために、
区分所有者全員で貯めておく費用です。
またその費用は所有している専有部の広さに応じて負担をし合うため
㎡単価を定めて各部屋の広さと掛け合わせて月額負担額を算出致します。
適切な積立金の設定になっているかの判断ポイントは以下の3つです。
①予想している修繕工事費用は妥当なのかどうか?
②積立方式は?
③計画通りに進んでいるか否か
今回は①と2の途中までお話をしております。
①予想している修繕工事費用は妥当なのかどうか?
ここを確認するためには以下を確認することがポイントです。
・国交省の長期修繕計画作成ガイドラインに準拠しているかどうか?
(計画期間は30年以上になっているか?大規模修繕工事は2回含まれているか?)
・長期修繕計画書は管理組合の総会で承認されているか?
つまり目標となる修繕工事費用の推定累計額が妥当でないと、適切な積立金の設定か判断ができないということです。
②積立方式は?
積立方式は以下の2通りあります。
・均等積立方式
・段階増額積立方式
国交省は均等積立方式を推奨しております。
動画では詳しく解説しておりますので、ぜひ動画をご覧ください!